歯肉の黒ずみの理由とは?
歯肉は健康な状態なら、きれいなピンク色をしています。
しかし、なんらかの理由で歯肉が黒ずんだり、歯(治療物)と歯ぐきの間に黒っぽい隙間ができてしまう場合があります。
- ●ブラックマージン
- ●歯肉から金属が透ける場合
- ●金属の溶出
- ●喫煙による黒ずみ
金属を土台に用いた治療の際に、歯周病や歯肉炎で歯肉が退縮することで、金属が露出してしまう場合があります。これをブラックマージンと呼びます。
金属の土台が歯肉の薄い部分から透けてしまう場合があります。すけた部分の色が、黒ずんで見えます。
溶解した金属が歯肉に溶け込んで、黒っぽく変色する場合があります。
喫煙によって、歯肉全体が紫っぽい黒ずんだ色に変色します。
喫煙によるタール分やメラニンの沈着、ニコチンや一酸化炭素の作用による血流の悪化、組織再生細胞の働きや新生を妨げる働きなどが原因で、歯ぐきの色が悪くなります。
※目安として、歯ぐきの境が黒っぽく変色している場合は金属による影響で、全体が黒ずんでいる場合が、喫煙によるものという場合が多いです。
歯肉の色とセラミック
上記のように、歯肉が黒ずむのには、いくつかの原因があります。
金属が原因の場合には、金属の治療物を除去して、新たに、金属でない材料に置き換えることで、症状が改善されます。その際には、機能的に優れたセラミック(非金属無機材料)に置き換えるのが一般的です。
また、喫煙による黒ずみは、歯科用レーザーを用いることで、きれいな歯肉を回復できます。
歯肉の退縮によるブラックマージンにおいては、歯肉や歯周組織の回復、歯周病の治療も平行されるのが、お口の健康にとって、望ましいです。
歯周病の治療には、歯科用レーザーをはじめ、クリーニング(PMTC)、歯周組織再生(GTR、エムドゲイン)、歯の除菌(3DS)等、各種治療法を行っております。
適した治療は症状によって異なりますので、歯科医師にご相談下さい。



