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ドライマウス最新事情
◆ドライマウス・口腔乾燥症の最新事情◆お口の乾燥、唾液不足でお悩みの方へ
お口の乾燥、唾液不足でお悩みの方に
ドライマウス・口腔乾燥症のケアなどについての情報です。お口の乾燥、口臭でお悩みの方、ご参考にどうぞ。
唾液が出ず、お口が乾く現代病、ドライマウス(口腔乾燥症)。
その症状でお悩みの方は、増加の一途をたどっていますが、
ドライマウスに対する研究は、近年、始められたばかりです。
ここではドライマウスに関する様々な情報を、ご紹介致します。


第1号「ドライマウスって、なんですか?」
第2号「お口の乾きが気になる時には」
第3号「日常生活における注意点」
第4号「日常生活で心がけること」

第5号 ドライマウスの原因

つらいお口の乾燥症状。乾燥の度合いや症状も人それぞれですが、ドライマウスを引き起こす原因にも、様々なものがあります。

ドライマウスの原因と発症機序

ドライマウスの原因には、全身性、あるいは代謝性のもの、ストレスなどによるもの、薬の副作用によるもの、唾液腺の器質的変化を伴うものなどが、あげられます。

ドライマウスの主な原因

大きく分けて、次のように考えられています。

1)シェーグレン症候群(自己免疫疾患)によるもの
2)唾液腺自体の局所的な疾患によるもの
3)糖尿病、腎疾患などの全身性疾患によるもの
4)薬剤の副作用によるもの
5)加齢によるもの
6)自律神経(副交感神経・交感神経)の原因によるもの
7)ストレスによるもの
8)口呼吸や喫煙、過度のアルコール摂取などによるもの
9)放射線治療の副作用によるもの
10)その他の要因によるもの

ドライマウスは、一つの原因から起こっている場合もありますが、複数の原因が絡み合っている場合もあります。お口が乾くという症状は共通するものの、その成り立ちには別々の疾患が含まれることがあるのです。
歯科においては、原因や症状に応じて、口腔用軟膏、唾液分泌促進薬、人口唾液、漢方薬、保湿液、含嗽液、その他必要な処置を行います。

口腔乾燥の原因に応じて、適したケアを行いましょう

全身性疾患等が原因の場合には、その疾患の治療を行うことで、結果として、ドライマウスが軽減することがあります。
また、薬剤による副作用が原因の場合、その薬剤の使用を中止できれば良いのですが、それによって生じるリスクを考慮する必要があります。
薬剤の変更、減量、中止に関しては、安易に自己判断をせず、必ず、疾患の主治医の先生と相談した上で行うようにして下さい。
全身性の疾患等や、ぞれに伴う薬剤の使用が関係している場合には、そちらの治療を優先させつつ、歯科では、口腔の乾燥症状のケアや、乾燥に伴うお口のトラブルの治療を行います。

ドライマウスの原因の中で、かなりの割合を占めるものに、シェーグレン症候群があります。
一説によると、 ドライマウスの原因の30%ほどが、シェーグレン症候群(自己免疫疾患)に由来するものと言われております。
シェーグレン症候群は、唾液腺、涙腺など、外分泌腺にリンパ液浸潤をきたす自己免疫疾患で、「口の渇き」「目の乾き」を主症状としますが、自己抗体生産や多彩な全身性病変を発症する全身性自己免疫疾患としての特徴も持っています。
シェーグレン症候群の中には、口腔乾燥を起こさない症例のものもありますので、シェーグレン症候群の方が全て、ドライマウスというわけではありません。
お口が乾燥し、ドライアイや、その他の粘膜の乾燥を伴う場合には、シェーグレン症候群の可能性が高いと思われます。

ドライマウスは、原因によって、治療や対処の方法が異なります。問診・口腔内診査等、各種検査を行い、適切な処置を行うことが大切です。
また、ドライマウスの方は、口腔乾燥によって、虫歯、歯周病、口臭、カンジダ症などのお口のトラブルを合併することが多いため、必要に応じて、それらの治療やケアも行うようにして下さい。

※ お口の乾燥がひどくて、我慢できない場合には、専門医にご相談下さい。
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