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*インプラントとは? *従来の治療法との違い ▼しっかり噛めるか、噛めないか ▼違和感は、あるかないか ▼治療のメリットは? ▼治療のデメリットは? ▼お手入れの違いは? *症例別インプラント治療例 *歯を失い、つらい思いをされて いる方へ *インプラントの仕組み *インプラントの歴史 *インプラントの種類 *インプラントが適した症例 *インプラントが難しい症例 *難症例を可能にする最新技術 *インプラントの耐久性 *インプラントの安全性 *インプラントと骨結合のメカニズム *歯根の重要性 *当医院でのインプラント治療 *住所、地図と診療時間 *当医院の取材記事掲載 *インプラントの治療計画 *インプラントに必要な診査・診断 *インプラントオペ前後の過ごし方 *インプラントのメインテナンス *インプラントの治療費 *インプラントと医療費控除 *インプラントQ&A |
![]() ■インプラントは、各メーカーから様々なものが開発されており、その数は、日本国内に流通しているもの だけでも何十種類にも及びます。 ■インプラントを大別すると、手術が1回でいいもの、2回必要なもの、それから、 骨とインプラントを直接結合させるタイプのもの(オッセオインテグレーテッド・インプラント)、 インプラントにアパタイトをコーティングしたものに分けられます。 ■現在日本では、骨とインプラントを直接結合させるオッセオインテグレーテッドタイプのインプラントが 主流になってイます。 中でもメジャーなのが、ITI(アイ・ティー・アイ)とブローネマルクで、この両者で、 かなりのシェアが占められております。 アパタイトをコーティングしたタイプでは、京セラ社のPOIシステムなどが、あげられます。 ■ITI、ブローネマルク共に優れたインプラントシステムですが、それぞれに特長があります。 ブローネマルクは北欧のメーカーで、顎骨がしっかりとした欧米人を対象として開発された システムである為、インプラント体の大きさが他社に比べると比較的大きいです。 オペは2回の必要です。 ITIはスイスのメーカーで、全世界で多くのシェアをもっております。 手術が1回で済み、インプラント自体のサイズが小さく、緻密に骨に結合するのが特長です。 そのため、日本人をはじめとしたアジア人に適応するといわれ、広く普及しております。 同じメーカーのインプラントシステムの中でも、使用する症例、部位によって数十種類の形や長さの インプラント体が、用意されています。 また、それに応じてインプラントのヘッド部、上部構造なども、様々な種類のものがあります。 症例によって、ご本人とご相談の上、適したインプラントシステムを選択します。 ■インプラントの上に入れる歯には、大きく分けて3種類のタイプがあります。 完全に固定する方法と、ネジで止める方法と、義歯を取り付ける方法です。 完全に固定する方法は、良く噛めて見た目もきれいです。 ただ万一、事故等で上部構造が破損した場合には、上部構造を歯科医院で再度作成する必要があります。 その場合、顎骨と結合しているインプラント本体には、影響はありません。 ネジで止める方法は、インプラントのヘッド部と歯をネジで止めるもので、取り外しを行えるため、 インプラントのメインテナンスが容易です。 しかし、歯の噛みあわせの部分にネジ穴が見えてしまうため、見た目が劣ります。 上記の2つの方法と大きく異なるのが、義歯を取り付ける方法です。 インプラントのヘッドに棒状、または球状の維持装置を取り付け、入れ歯を固定します。 この方法だと、インプラントを入れる本数が少なくてすみますが、義歯を毎日取り外して、 きれいに洗浄する必要があります。 天然の歯に取り付ける義歯に比べると、バネ等が必要なく、しっかりと固定されますが、 やはり義歯を使用しているという点で、使用感や満足度が劣ります。 それゆえ最近では、完全に固定する方法、ネジでとめる方法が行えないインプラントの場合のみ、 選択される場合が多いようです。 ■現在主流を占めるのは、ルートフォーム・オッセオインテグレーテッド インプラントと呼ばれる 骨内インプラントですが、その中でも形状や表面性状によって、さらに細かく分類されます。 同じルートフォーム(歯根型)でも、形状によって、 「パラレルウォールタイプ」と「テーパーアナトミックタイプ」に分類されます。 また、それぞれがさらに、1ステージ法(オペが1回のもの:1回法)と、 2ステージ法(オペが2回のもの:2回法)とに分けられます。 ※1回法、2回法については、こちらをご覧下さい。 また、一人一人の骨や顎の状態に適したインプラント体を埋入できるよう、スクリュータイプ、 シリンダータイプ、スクリューシリンダータイプ等、 様々な形状、形態のインプラント体が存在します。 ■それら形状の違いの他に、インプラント体の表面性状(表面処理)の違いがあります。 表面形状は現在、大きく2つに分類されます。 「チタン系インプラント」と、「HAコーテッドインプラント」です。 チタン系インプラントとは、一般的に「オッセオインテグレーテッドインプラント(骨結合インプラント)と 呼ばれるもので、チタンと骨が直接結合するインプラントです。 チタンには、骨を誘導する能力はありませんが、生体がチタンを異物として認識しないために、結果的に 生体組織(骨)の中に、インプラントが取り込まれます。 一方「HAコーテッドインプラント」は、母体となるチタン性のインプラント体に、HA(ハイドロキシアパタイト)を コーティングしたインプラントです。 HAは、それ自体が骨の成分であり、骨伝導能を有しています。 そのため、骨とHAインプラントとの結合様式は、バイオインテグレーションと定義され、骨とHAの間に カルシウムブリッジを形成しながら、結合します。 ただ、同じHAコーテッドインプラントでも、製品によって、HAの質とコーティング技術に差があります。 質のよくないHAを、低い技術でコーティングしたものを用いた場合には、HAと周辺の骨の結合には 問題がなくても、インプラント体とHAの結合に問題が生じる場合があります。 ■現在に至るまでには、様々なタイプのインプラントが、開発されてきました。 ■古くは1913年に考案された、バスケット型インプラント、1947年に考案された、らせん状型インプラント、 そして、1953年にはビス型レジン製インプラントも登場しました。 しかし、これらのインプラントは、生体における安定性の低さから、臨床から姿を消していきました。 ■その後、骨膜下インプラント、また、骨内インプラントに属するものとしては、歯内骨内インプラントや、 ブレードタイプインプラントなどが臨床に登場し、オッセオインテグレーテッド インプラントが確立するまでは、 これらのインプラントが主流を占めていました。 ■骨膜下インプラントとは、オッセオインテグレーテッド インプラントのように、骨内にインプラントを 埋入するのではなく、顎骨の上に馬の鞍の形に設計したインプラントフレームをのせて、そのフレームを 粘膜骨膜で覆う方法です。 骨内インプラントを埋入するだけの骨量がない場合に応用されることもありますが、間接的にフレームを 製作するため適合性が低く、また、構造上フレームに揺れなどが生じやすく、予知性の低いものでした。 また、予後が悪い場合には、重篤な骨吸収を起こすことが判明し、現在ではほば、臨床応用されません。 ■ブレード(プレート)タイプインプラントとは、支台部と、板状の骨内埋入部が一体となったインプラントです。 インプラントを埋入・植立した段階で、口腔内にインプラントの支台部が露出する構造のため、支台部に 機能圧が加わり、初期固定が安定せず、インプラントと骨の間に、線維性の結合組織が介在した形で、 骨内に存在していました。しかし、インプラントを線維組織が覆っているため、感染に弱く、 常に多少の動揺がみられることが多いものでした。 このタイプのインプラントでは、インプラント部に痛みを覚え、腫瘍や排膿がみられた場合には、 インプラント周囲に、線維性組織の増殖が激しく、インプラント周囲骨の吸収も大きなものになっている ことが多くみられました。 予後不良になったブレードインプラントの撤去後は、床義歯の装着も困難な 状態になることが多くみられました。 ■そのため過去、これらのタイプのインプラントが主流だった頃に、インプラントは危険な治療法であると いわれた時期がありました。 しかし、現在では、安全性の高い骨結合タイプのインプラントが主流を占めるようになり、 その進歩した医療技術の恩恵を、多くの方々が享受するようになってきています。 ■ブローネマルク博士の研究の流れをくむ、ブローネマルクシステムが臨床に登場し、それ以降も、 さらにオッセオインテグレーションの概念に基づいた、各種のインプラントシステムが登場し、 臨床に応用されるようになってから、インプラントは安全で予知性の高い治療法になったのです。 インプラントの表面性状の種類(代表例) チタン機械研磨 TPS(チタンプラズマディスプレー) ブラスティング(酸化チタン、アルミナ、TCP等) ブラスティング+酸エッチング 陽極酸化処理 ワイヤ放電加工 ポーラス(ビーズ)コーティング HAコーティング これらの複合型 このように現在でも、より一層 骨結合を向上させるための表面性状の研究が、行われています。 |
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